こういうやつですね。
作ってみましょう。
仕様
家にあるリモコンから赤外線を読み込んでデータを解析し、保存するモードと、保存したデータを送信するモードがあるといいですね。
手順
下記順番で進めていこうと思います。
- 赤外線読み込み部を作る。
- データ保存部を作る。
- 赤外線送信部を作る。
- 全部組み合わせて動かす。
まずは、”1. 赤外線読み込み部を作る”からやっていきます。
1. 赤外線読み込み部を作る
こちらの記事が参考になりそうですね。コードは記事中に載っているIRremote Arduino Libraryを使えば簡単にできそうです。こちらのライブラリはIDEからもインストールできるみたいですね。 readmeのHintsの中に
Use the IRrecvDumpV2 example to dump out the IR timing. You can then reproduce/send this timing with the IRsendRawDemo example. For long codes like from air conditioners, you can change the length of the input buffer in IRremoteInt.h.
なんていう記述もあり、やりたいことほぼそのまんまです。あと、エアコンはテレビなどに比べて長めの赤外線信号でやりとりしてるみたいなんで、それにも対応が必要らしいってことはわかってたんですが、そちらの問題もケアできそうです。これを参考に作っていきましょう。
赤外線受光モジュールは秋月電子様のこちらを使います。データシートを見ると、回路例が載ってるのでこの通りに作っていきましょう。(For Noisy Power Supplyとあるので、Vsが安定してるならR2とC1は必要ないかも。)
材料
- ProMicro
- 実際使ってるのは互換品です。
- 赤外線受光モジュール
- 抵抗
- 電解コンデンサ
コーディング
さっそく、IRremoteをインストールしたときについてきたスケッチ例の中の”IRrecvDumpV2.ino”を動かしてみましょう(こちらです)。ざっと見た感じ、受信用のピンだけ回路に合わせて変えれば動くのかな。まぁやってみましょう。
実行結果
動きましたー。よくわからない形式のデータがダンプされてますね。次回はここらへんの調査をしていきます。
つづく。