
夜寝る前に造形をスタートさせて、朝起きて確認すると、フィラメントが詰まってて戻せないみたいなエラーが出てました。
プリンターを覗いたら、ラフト代わりに設定した1層目だけが印刷されてて、その上には何かを造形しようとした痕だけ。
モジャすらほとんどないく、印刷失敗の割には庫内がきれいでなんか変な感じ。
プリンタヘッドの方を確認したら、ビビりました。
ホットエンドの横っ腹にべったりとフィラメントの塊がくっついてました。
ホットエンド先端から押し出せないフィラメントが、隙間から漏れ出したのでしょうか。
P1Sを使って数年ですが、こういうのはSNSとかでしか見たことなかったので焦りました。
最終的にはホットエンドの交換のみで済む簡単な修理でしたが、せっかくなので同じような状況に遭遇した人に向けて記事にまとめておきました。
主に交換手順とか。
交換手順だけ読みたい人は4.交換手順からどうぞ。
朝起きると、何も印刷されていなかった
これ見たときは、かなり焦りました。

ホットエンドとヒートシンクの境目から、溶けたフィラメントが押し出されているのかな?
ネジを二本外してホットエンドを取り外して撮った写真がこちら。

うーむ。なんか重症っぽい。
修理のために公式資料も探したけど、ちょっと違う感じの資料しか見つからず。
軽いノズル詰まりなら、この公式手順をなぞるのがよさそう。
ただ、今回みたいに外側にフィラメントが回り込んでしまっているケースには使えなさそう。
エクストルーダーは詰まってる?
ホットエンドは詰まってそうでしたが、その前段のエクストルーダー(押し出し機)はどうでしょう。
SNSでは、溶けたフィラメントがエクストルーダーまで侵食してしまっているのを時々見かけましたが、はたして…

ちょっとわかりづらいですが、こっちは何も詰まってなさそうでした。
ということで、エクストルーダーまでは詰まってないと判断して、今回はホットエンドだけを交換してみることにします。
ホットエンドを買う
Bambu Lab の P1 シリーズ用ホットエンドは、購入オプションが2種類ありました(2026年5月時点)。
- ホットエンド本体のみ(ヒートブロック + ノズル相当)
- ヒーター・サーミスタ・ファンのフルセット
Bambu Lab 公式ストア — Hotend (P1 Series)
どっちで行けるか確認のために、取り外したホットエンドを分解してみます。

ヒーターとサーミスタのハーネスが、ヒートブロックの中で溶けたフィラメントにがっつり包まれて固着していました。
フィラメントを溶かしながら頑張れば取れそうな雰囲気があるものの、今回は急いでいたこともあり、フルセットで交換することにしました。
ちなみに今回はサンステラさんで買いました。
価格は同じで、3000円以上で送料無料だったので。
(Bambu Lab 公式は 8,000円以上で送料無料)
急いでたので少し不安でしたが、1営業日以内で発送されてすぐに届きました。
交換手順
ここからは実際の交換手順です。
基本は公式の手順と同じなので、そっち読んでいただいてもよいと思います。
作業はざっくり、
- プリンターの電源を切る
- ヘッドカバーを外す
- ヘッドカバーとホットエンドのハーネスを抜く
- ネジを外してホットエンドを引き抜く
- 新しいホットエンドを差し込んでネジ留め
- ハーネスを元通りに接続する
- ヘッドカバーを戻す
の流れです。
順番に説明していきます。
ヒーターが冷えている状態で作業します。
フィラメントもヘッドから抜いておきます。
熱いうちに触るとやけどするのと、樹脂が中途半端に固まると後の分解が面倒になるので、しっかり冷えてから。

正面のヘッドカバーを外します。
磁石でくっついてるだけなんで簡単に取れます

ヘッドカバーからつながってるハーネス一か所と、ホットエンドからつながってるハーネス二か所を抜きます。

ホットエンドを固定しているネジ二本を外して、ホットエンド本体を下に引き抜きます。
ネジは付属のL字六角レンチで外せます。
ただ狭いところで回しにくいので、自分はエンジニア製の六角ドライバー(amazon link)を使ってます。
3Dプリンターまわりの整備に便利です。

新しいホットエンドを差し込んで、ネジで固定。
ホットエンドとネジ穴の位置をいい感じに調整しないとネジが奥まで入らず、少し苦戦しました。
抜いたときと逆順で、ハーネスをいい感じに引き回して、元通りに接続します。
あとはカバーを戻して完了です。
念のため、印刷前にはキャリブレーションもしておくのがいいかも。
試しにbency印刷してみると、きれいに印刷できました。(写真は忘れた)

おわりに
詰まりから交換完了まで、部品の配送待ちを合わせても3日程度で復旧できました。
作業自体も慣れたら10分ぐらいでできると思います。
今回は修理のためにホットエンドを交換しましたが、ノズル径の変更でもやる作業ではあります。
結構簡単に交換できることが分かったので、違うノズル径も試してみたくなりました。
今回はこれで終わります。
ここまで読んでくれてありがとうございました。
GEEKY Fab.は思い出のゲームハードを現代に呼び戻すためのパワーアップアイテムを作ってます。

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