
このたび、GEEKY Fab.はUSBコントローラーのマッピングを自由に書き換えるためのWebアプリを開発しました!
インストール不要ですぐ使えます。
書き換えたマッピングはコントローラー側に保存され、PC/ゲーム機を差し替えても設定したマッピングで遊ぶことができます。
さらに、すでにGEEKY Fab.のUSB化シリーズを購入済みの方でも、ファームウェアアップデートすることでツールへ対応できるようになっています。
みなさんの悩みを解決するためにめっちゃ頑張って作りました。
ただ、今回は手始めにサターンパッドUSB化基板とSFCコントローラーUSB化基板への対応に絞ってます。
対応ファームウェアは標準版(Direct input版)とswitch版になります。
ウケが良かったらマルコン拡張ユニット対応やXinput対応も頑張ります。
アプリの紹介
早速アプリを紹介したいところですが、アプリを使うためにまず以下からファームウェアをダウンロードして、コントローラーをアップデートしてください。
各コントローラーのファームウェアアップデート方法は各製品のサポートページをご覧ください。
…ファームウェアアップデートが完了しましたか?
では、アプリを使ってみましょう。
次のリンクからアクセスして下さい。
ダウンロード不要でWebブラウザ上ですぐに使えます。
対応製品
現在のところ、対応している製品は次の二種。
- サターンパッドUSB化基板
- SFCコントローラーUSB化基板
その他も順次対応予定です。
対応ファームウェア
対応しているファームウェアの種類は次の二種
- 標準ファームウェア (Direct input)
- switch用ファームウェア
冒頭で紹介してたリンクは標準ファームウェアのものでした。
switch用は以下のページからダウンロードできます。
Xinputはもう少しお待ちください。作りが全然違って難しく、苦戦しております。
基本的な使い方
基本的な使い方を紹介しておきます。
- 対象のGEEKY Fab. ゲームパッドを接続した状態でConnectを押し、デバイスを選択する。
- 現在のマッピングがロードされるので、好きなマッピングに設定する。
- 設定が終わったら”Write”を押してマッピングを書き込む。

以上です。
簡単でしょう。
ツールの特徴
- インストール不要でWebブラウザ上で動作します。
- コントローラー内にマッピングデータが保存されます。PCやゲーム機をつなぎ変えても設定したマッピングで遊べます。
- Normal ModeとSub Modeに個別のマッピング設定ができ、コントローラーのstart+Rを長押しすることでNormal⇔Subの切り替えができます。
- 標準版(Direct Input版)とSwitch版に対応しています。Xinput版は力及ばず今は非対応です。今後にご期待ください。
- 作ったマッピングデータはPCに保存可能です。もちろん保存したデータの読み込みもできます。
なぜ作ったか
最後になんで作ったかという話を少しします。
GEEKY Fab.のコントローラーUSB化シリーズはレトロコントローラー用の製品です。
レトロコントローラーというのは、昨今のコントローラーに比べるとボタン数が少なく、どういうマッピングをするか取捨選択が必要になります。
サターンパッド系では一般的なボタン配置と違うので、ここもまた悩ましいところです。
人によって最適なマッピングが違う中、今までは自分が最適だと思ったマッピングを書き込んで頒布していました。
でも、やっぱりそういう状況なので、「~用に最適化するためにマッピングを変えてほしい」という依頼は結構ありました。
できるだけ対応はしてきたのですが、GEEKY Fab.でやりたいことも増えてきている中、都度対応できる時間が無くなってきました。
そこで今回、最適なマッピングを自分で設定して遊べるようにするために、マッピングアプリを作ったというわけです。
これからも思い出のコントローラーで永く遊べますように。
今回はこれで終わります。
読んでくれてありがとうございました。
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