やっちまいました。
Ender3 S1のヒートブロック部分のハーネスを引きちぎって壊してしまいました。
やってしまった…
— たくさん 🐦 GEEKY Fab. (@takusanToIssho) December 12, 2023
モジャの塊と一緒にハーネス引き千切ってしまった… pic.twitter.com/Q1WFX4X28n
ノズルにこべりついたもじゃを引きはがすときに、なんか硬いなとは思ったんですよ。
今回は修理のためにヒートブロックの交換を行ったので、作業手順を共有します。
ヒートブロックを外す
まずはヒートブロックを外しましょう。
まず、エクストルーダー側面のねじを4本緩めて、エクストルーダーを外します。
外れました。
次に基板につながっている太いハーネスを外します。
(引きちぎったハーネスを合わせると二本繋がってます。)
ボンドで固定されてたので、ボンドを剥がしてからハーネスを外しました。
次にエクストルーダーの基板側のねじ二か所を緩めてヒートブロックとヒートシンクをまとめて外します。
(今になって思えば、外さなくてもよかったかも。)
次にヒートシンク正面のねじ一か所と
ヒートブロックの下側のねじを二か所と緩めて、ヒートシンクとヒートブロックをはずします。
これでヒートブロックが取り外せました。
こんなにボロボロになるまで、よく頑張ってくれました。
新しいヒートブロックを組み立てる
購入したヒートブロックはこんな感じで部品ごとにパッケージングされて届きました。
購入したのはこれ。
[シャンディニー] 3Dプリンター Ender-3 S1 ヒートブロックキット ホットエンドキット DIY 改造 部品 ノズル最高温度 300°C 高温版
説明書も何も同封されてなかったので、外したヒートブロックを参考に組み立てましょう。
まずは赤くて太いハーネスのついたパーツ(ヒーター)と細いハーネスがついたパーツ(サーミスタ)をブロックパーツの穴に挿入します。
挿入後に付属のねじでふたをするように留めます。
次に根本ノズルを付けます。
次に反対側から先端ノズルを付けます。
溶けだしたフィラメントが隙間から漏れないように、しっかり六角レンチで絞めましょう。
これでヒートブロックの組み立ては完了です。
新しいヒートブロックをつける
ヒートブロックを組み付ける前に、先に外したヒートシンクをエクストルーダーに取り付けます。
次にヒートブロックを挿入し、外した時と同じようにねじ三本で固定します。
最後にハーネス二本を基板のコネクタに挿入し、
ヒーターの固定用のねじを締め、
カバーをはめて、
エクストルーダーを取り付けなおします。
以上で作業完了です!
お疲れさまでした。
完了後は忘れずにレベリングしなおしておきましょう。
私は隙間ゲージを使って手動でレベリングした後で、Ender-3 S1のレベリング機能を使ってレベリングしてます。
使ってる隙間ゲージはこれ。
シンワ測定(Shinwa Sokutei) シックネスゲージ B 100mm 9枚組 73780
テスト印刷
おなじみBenchyです。
いい感じに出力できました。
完全復活です。
さいごに
交換作業は意外と簡単でした。
ハーネス引きちぎったときは軽く絶望してましたけど、簡単に治せてよかった。
ヒートブロックもきれいになったし、こんなに簡単ならもっと早くやっとけばよかったなぁ。
今回はここまで。