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Ender3 S1のヒートブロック交換手順

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やっちまいました。
Ender3 S1のヒートブロック部分のハーネスを引きちぎって壊してしまいました。

ノズルにこべりついたもじゃを引きはがすときに、なんか硬いなとは思ったんですよ。

今回は修理のためにヒートブロックの交換を行ったので、作業手順を共有します。

ヒートブロックを外す

まずはヒートブロックを外しましょう。

まず、エクストルーダー側面のねじを4本緩めて、エクストルーダーを外します。

外れました。

次に基板につながっている太いハーネスを外します。
(引きちぎったハーネスを合わせると二本繋がってます。)

ボンドで固定されてたので、ボンドを剥がしてからハーネスを外しました。

ボンドは簡単にはがれた

外れた

次にエクストルーダーの基板側のねじ二か所を緩めてヒートブロックとヒートシンクをまとめて外します。
(今になって思えば、外さなくてもよかったかも。)

赤丸二箇所のねじを緩める

外れた

次にヒートシンク正面のねじ一か所と

ヒートブロックの下側のねじを二か所と緩めて、ヒートシンクとヒートブロックをはずします。

赤丸二か所のねじを緩める。

これでヒートブロックが取り外せました。

こんなにボロボロになるまで、よく頑張ってくれました。

新しいヒートブロックを組み立てる

購入したヒートブロックはこんな感じで部品ごとにパッケージングされて届きました。

購入したのはこれ。
[シャンディニー] 3Dプリンター Ender-3 S1 ヒートブロックキット ホットエンドキット DIY 改造 部品 ノズル最高温度 300°C 高温版

説明書も何も同封されてなかったので、外したヒートブロックを参考に組み立てましょう。

まずは赤くて太いハーネスのついたパーツ(ヒーター)と細いハーネスがついたパーツ(サーミスタ)をブロックパーツの穴に挿入します。

挿入後に付属のねじでふたをするように留めます。

次に根本ノズルを付けます。

次に反対側から先端ノズルを付けます。
溶けだしたフィラメントが隙間から漏れないように、しっかり六角レンチで絞めましょう。

これでヒートブロックの組み立ては完了です。

新しいヒートブロックをつける

ヒートブロックを組み付ける前に、先に外したヒートシンクをエクストルーダーに取り付けます。

次にヒートブロックを挿入し、外した時と同じようにねじ三本で固定します。

最後にハーネス二本を基板のコネクタに挿入し、

ヒーターの固定用のねじを締め、

カバーをはめて、

エクストルーダーを取り付けなおします。

以上で作業完了です!
お疲れさまでした。

完了後は忘れずにレベリングしなおしておきましょう。

私は隙間ゲージを使って手動でレベリングした後で、Ender-3 S1のレベリング機能を使ってレベリングしてます。

使ってる隙間ゲージはこれ。
シンワ測定(Shinwa Sokutei) シックネスゲージ B 100mm 9枚組 73780

テスト印刷

おなじみBenchyです。

いい感じに出力できました。
完全復活です。

さいごに

交換作業は意外と簡単でした。
ハーネス引きちぎったときは軽く絶望してましたけど、簡単に治せてよかった。
ヒートブロックもきれいになったし、こんなに簡単ならもっと早くやっとけばよかったなぁ。

今回はここまで。