↑のサムネ画像はDALL·E 3で出力した絵を編集して作ってみた。実は文字めちゃくちゃだけど気づきました?
うちではEnder3 S1という3Dプリンターを使ってます。
Ender3 S1は本体がむき出しタイプなので、安全面や健康面でずっと心配なところがありました。
例えば健康面では、ABSやPLAを印刷する際に発生する有害ガスが健康に悪影響を及ぼす可能性があるという話がありますし、実際に体に悪そうな感じのにおいが部屋に充満してしまっています。
この有害ガス、体に累積するタイプなところが特に怖い。
安全面でも、プリンターのヘッドが200℃以上と高温なため、火災のリスクが気になっていました。
これらの解決策としてエンクロージャーを導入してみました。
今回はその感想について書いてます。
エンクロージャーの選定
何種類かあって大体同じに見えたのでちょっと迷いましたが、↓のエンクロージャーを買いました。
https://amzn.to/3sPRJWT
決め手は
- Ender3 S1が入るサイズ
- そこそこ安い
- 他の製品を買ったことのあるメーカーだし、それなりに品質は期待できる
という点です。
導入してみた結果と感想
Ender3 S1を入れてみるとこんな感じ。
ジッパーを閉めるとこんな感じ。
ピッタリです。
導入した感想を先に書いておくと、めちゃくちゃよかったです。
もっと早く導入しとくべきでした。
細かい感想は次の通り。
エンクロージャーの組み立てやすさ
かなり簡単でした。
工具なしで一人で10分くらいで組み立てれました。
最後に3Dプリンターをエンクロージャーの中に入れる作業が一番大変だったかも。
健康面・におい
印刷時のにおいがエンクロージャー内に閉じ込められて、部屋に充満することがなくなりました。
微粒子も中に閉じ込められてることでしょう。
最高!
音
これは予想外でしたが、エンクロージャーによって3Dプリンターの動作音も抑えらました。
安全性
火災に対する心配が減りました。
防火性を実感する日が来ないことを祈ってます。
印刷品質
よくなるのかなと期待してたのですが、これはあまり変化を感じなかったです。
テストは↓のモデルをエンクロージャーありとなしで印刷して行いました。
www.thingiverse.com
印刷品質が同じに見えたので細かくは載せませんが、下記がそれぞれの印刷結果です。
オーバーハングも結構いい感じだし、細かいパターンもそこそこ印刷できてる。
そもそもEnder3 S1が優秀って話かな。
エンクロージャー内があったかくキープされるので、冬場になってくると違ってくるのかな?
風とか外乱の影響は受けないから、品質が安定するっていうのはあるかも。
最後に
総括としては、もっと早く導入しておけばよかった、これにつきます。
特に印刷時のにおいがエンクロージャー内に閉じ込められ、健康面と安全面の心配も減ったことが大きいです。
今回はここまでです。
読んでくれてありがとうございました。