
やっと行ってきました、ニンテンドーミュージアム。
キャラクターやアイテム探しに夢中になったり、ゲーム機やシリーズの進化を一気見したり…
何より一番驚いたのは木の板に鍋?がくっついた試作機。
あの任天堂が、こんな泥臭いモノづくりをしてたなんて…。
今回は、任天堂の遊びへのこだわりが詰まったミュージアムの中から、特に私が印象に残ったポイントを紹介します。
何個見つかるかな? キャラクターやアイテム探し
ニンテンドーミュージアムに入場してすぐ目に飛び込んでくるのが、広場いっぱいに描かれた特大ドット絵。

ニンテンドーミュージアムには、こんな風にいろんなところにキャラやアイテムが散りばめられています。
気を付けて探さないと見落としてしまうものもたくさんあり、キャラやアイテムを探すこと自体が遊びの一つでした。
こんな場所にもマリオがいたり、

空を飛ぶカービィ、

見覚えのあるしっぽと卵、

ゲームボーイの傘立ては、晴れてたので見逃すところでした…などなど、次から次へと発見がありました。

ニンテンドーミュージアムのミニチュアを飾ってる場所もありました。

屋根がハテナブロックなことや、広場の巨大ドット絵の全貌もわかります。
屋根にはクッパとマリオの旗が!

ちなみに、google mapの衛星写真で見ると…

本当にはてなブロックがありました。
この他にもまだまだ隠れたキャラクターやアイテムがありました。
これだけでも本当に楽しかったです。
ゲーム機の起動音とともにメインの展示室へ…
キャラクターやアイテムを探すのが楽しすぎますが、もちろんミュージアムというだけあって展示がメインです。
様々な世代のゲーム機の起動音とともにエスカレーターを昇っていくと、そこには任天堂のゲームで溢れかえる夢のような空間が…

…残念ながら、この展示室は撮影禁止でした。
是非、皆さん自身の目でどういう展示があったかお楽しみください。
ここでは二つだけ、私が感激した展示を紹介します。
木の板に鍋? 任天堂もこんな試作機作るんだ
ニンテンドーミュージアムの一画には、ゲームの試作機を飾ってあるコーナーがあり、そこに木の板に鍋の底を張り付けたようなものが置いてありました。

何かと思ってみてみると、バランスWiiボードの試作機と書いてありました。
この試作機を見たとき、めちゃくちゃ感激したんですよね。
あの任天堂が、こんな手作り感満載の試作を作るんだと驚いたし、すごく勇気をもらえました。
任天堂ほどの大企業なら、最初から綺麗に整った試作を作るものだと勝手に思ってたけど、実際は泥臭く、とりあえず動くものから始めてる。
こういう「まずは動くものを作る」って、自分がモノづくりするときと同じだなって。
規模は違っても、モノづくりのやり方は変わらないんだなと気づけたことが、ものすごく勇気になりました。
ちなみに、このバランスWiiボードの試作機については、開発インタビュー記事で語られてるのを見つけました。
vol1~4とありますが、試行錯誤しながらゲーム機を作ってることが伝わりました。
ニンテンドーミュージアムの展示室には他にもニンテンドウ64のコントローラーやWiiリモコンの試作機なども置いてあって、ハードウェアエンジニアとしては最高でした。
スーパーファミコンのコントローラーの試作機も置いてありましたが、スタートボタンとセレクトボタンの角度が90度違うという差があったりして、細かいところへのこだわりも感じました。
シリーズの軌跡を一気見
あともう一つ展示室で感激したのが、こちらのニンテンドーミュージアムDirectの3:52あたりで一瞬だけ紹介されてたコレ。
いろんなゲームシリーズがハードの進化とともにどのように進化してきたかを映像で一気見できる展示です。
ただゲーム画面を並べて映してるだけじゃなくて、同じテーマのシーンを映してくれててめっちゃ面白かったんですよ。
例えば、ゼルダならマスターソードを手に入れるシーンとか、カービィならvsウィスピーウッズとか。
そこ比較するんかいっていうマニアックなシーンとかもありました。
あと、音が混ざらないように指向性スピーカーを使ってるみたいな、展示に対しても細かいこだわりが感じられました。
是非、直接体験してみてください。

今回の記事では全く書いてませんが、ニンテンドーミュージアムのもう一つのメインの展示とも言える、様々な体験展示がありました。
大きいコントローラーでゲームをしたり、ザッパーとスーパースコープを使った大きいシューティングゲームがあったり…
さいごに撮影可能だった展示室一階の展示をチラ見せ。



グッズのクオリティにも感激
実は入館後に真っ先にショップ「ボーナスステージ」へ行ってお買い物をしてました。
人気の商品は売り切れると聞いていたので。

ここでは買ったものの紹介です。
散々迷った挙句買ってしまったスーファミコントローラー型クッション。

本物と比べると何倍だコレ。
15時頃にもう一度ショップを覗いてみるとスーファミだけ売り切れていました。
先に買っておいてよかった。
歴代ゲームハードとソフト・周辺機器のステッカー。当時のゲーム機の箱を再現したケースに入ってました。




なんと裏面の発泡スチロールの感じも再現。


何が入ってるかお楽しみのキーホルダーはN64でした。再現性が高すぎる。



こちらも何が入ってるかお楽しみのマグネット。
中身はマリオでした。うれしい。


ゲームキューブのマグカップ。
え、2001年発売…?
思ってたよりだいぶ古いな…


グッズはどれも作りがかなり丁寧で、クオリティ高めでした。
当時のゲームハードをほぼ忠実に再現していて、細部のこだわりがすごい。思わず感心してしまうクオリティでした。
さいごに
隠れキャラ探しから手作り感満載の試作機、ゲームの進化と楽しさを感じさせる展示、そしてグッズショップまで、任天堂の遊びへのこだわりがたくさん詰まった空間でした。
特にバランスWiiボードの試作機には衝撃を受けたし、GEEKY Fab.でのモノづくりをもっと頑張ろうっていう勇気をもらえました。
ここでは書ききれなかった仕掛けや展示がまだまだあるので、ぜひ実際に行ってみて欲しいです。
私もまた行きます。
よろしければ、皆さんの行った感想とか面白い発見とかあれば、コメント欄やSNSで聞かせてください。
今回はこれで終わります。
読んでくれてありがとうございました。
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